たいていのAdobe系ソフトは（互換性に問題があるとは言え）ファイルを上位から下位へダウングレードして保存することが可能です。しかしPremier Proはそれができません。
作業が自己完結する場合なら特に問題を感じないところですが、何かのバグにぶつかった場合、作業が進まなくなる場合があり、非常に困ります。
ぶつかったバグ─書き出しがうまくいかない
動画の最終段階、書き出すとそのバグが発生。下記のように、書き出した動画の一部に緑色の帯が現れました。
対処法をググりあれこれ試してみましたが、全く解決せず。別バージョンに保存して開けば何とかなるかも…と思いつつも、上位バージョンで編集していたため、下位へ別名保存することもできません。
ファイルをダウングレードしてくれる無料サービス
詰まったか…となったときの助け舟。プロジェクトファイルを下位へダウングレードし保存できるサイト「PREMIERE PROJECT DOWNGRADER」を利用します。
DOWNGRADERの使い方
使い方は簡単です。下位変換したいファイルを選択し、アップロード。
「convert」ボタンを押すと、しばらくのちダウンロードのウインドウが現れます。ファイル名は「（元のファイル名）-downgraded_1.prproj」となっていますので、任意のファイル名に変更してダウンロードします。
2021は対応していない? 変換できたけど…
DOWNGRADERのページには下記のような注意書きが併記されています。
要は2021、2022のファイルの下位バージョンへの変換には対応してないとあります。しかし今回試した元ファイルのバージョンは2021。変換できたけど??
有料アプリも
いずれにせよ、DOWNGRADERで下位変換できない場合は、同様の機能の有料アプリ「ProjectVerDown」もあります。
安価なアプリですので、変換できなくて困った場合はこちらを利用するのもよいでしょう。
以上、Premiere Proのファイルを下位へダウングレードする方法でした。
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