1年経たずの再来日!
北欧のメタルバンドで私の最推し・In Flamesのツアー初日が1月30日(火) 、Zepp Nambaで開催され、参戦してきました。
「Klash Of The Titans」と銘打たれ、Kreatorとの対バンです。
個人的には昨年2023年4月の「Knotfest Japan 2023」以来の、1年経たないうちでの来日で歓喜でした。
新旧織り交ぜたセトリ
デスメタルの凶暴性に叙情性を融合させたメロディックデスメタル。その人気の火付け役として知られるIn Flamesですが、6thアルバム『Reroute to Remain』から、その音楽性を大きく方向転換し、アメリカ市場を意識してのオルタナティヴ・メタル寄りに。その賛否がファンの間での語り草です。
そんな日本のファン心理を察してか(?)、セットリストは新旧の曲を織り交ぜたバラエティ豊かなものとなっており、とはいえ初期の頃の曲がひときわ盛り上がっていた印象。
またキャリアを重ねたアンダースの表現力が際立つステージ。サークルが作れないこと(スタンディングエリアに柵があってサークルピットが作れない)を面白がったりと、いつもの客いじりMCもフェスと違った距離感の近いもので、笑いを誘っていました。
①Foregone Pt. 1
最新14thアルバム『Foregone』より。メロデスへの原点回帰を思わせる1曲。
②Pinball Map
5thアルバム『Clayman』より。
③Deliver Us
10thアルバム『Sounds Of A Playground Fading』より。観覧車の中で演奏するというMVが話題で、ライブの定番曲。
④Everything’s Gone
In Flames史上最もオルタナティヴ寄りとされる11th『Siren Charms』より。もはやメタルですらないとさすがの私もピンと来なかった記憶が…
⑤Paralyzed
同じく『Siren Charms』より。ほぼクリーンボイスでの歌唱。
⑥All for Me
10thアルバム『Sounds Of A Playground Fading』より。
⑦Behind Space
1stアルバム『Lunar Strain』より。古参ファン垂涎、ライブ定番曲っぽくなっています。
⑧Graveland
2rdアルバム『The Jester Race』より。こちらも初期の曲で、叙情性がより増した1枚。
⑨The Hive
3rdアルバム『Whoracle』より。ミドルテンポ中心のなかで、アップテンポでヘヴィネスが強い1曲。
⑩Cloud Connected
6thアルバム『Reroute To Remain』より。音楽性の変化を印象付けた1枚で賛否もあるなか、この曲はライブの定番曲。
⑪Delight and Angers
9thアルバム『A Sense of Purpose』より。現バンドロゴはこのアルバムから。
⑪State of Slow Decay
最新14thアルバム『Foregone』より。疾走感あふれる1曲。
⑫The Quiet Place
7thアルバム『Soundtrack to Your Escape』より。暴力性と叙情性が同居したメロディーと表情豊かなボーカルが魅力の1曲。
⑭The Mirror’s Truth
9thアルバム『A Sense of Purpose』より。つかみを彩るキャッチーさが魅力の1曲目。
⑮I Am Above
13thアルバム『I, the Mask』より。
⑯Take This Life
8thアルバム『Come Clarity』より。とことんアグレッシブで、前作に頭を抱えた古参ファンが息を吹き返した1枚(?)。こちらもライブ定番曲。