重なり演出を簡単に表現
こんにちは、フリーランス・デザイナーのスタジオ・ボウズです。
Illustrator 2023で新機能「クロスと重なり」が追加されました。
これはオブジェクトが重なり合ったり、絡み合ったりしているような表現を手軽に実現するものです。非常に簡単に使えるので、この記事ではその使い方について見ていきます。
オブジェクトを用意
重なり合わせるオブジェクトを用意します。単純に円を3つ並べたものです。
「クロスと重なり」を選択
オブジェクトを選択した上で、メニュー「オブジェクト」→「クロスと重なり」→「作成」をクリック。
任意の場所を囲む
カーソルのアイコンが「クロスと重なり」に変わります。線の重なり順を変更したい箇所を囲みます。
重なり順が変更され、クロスしたような演出ができました。
非破壊で変更化
「クロスと重なり」を実行したオブジェクトはグループ化されます。ダブルクリックして、各オブジェクトを編集することも可能です。
文字もアウトライン化せずに実行可能
オブジェクトだけではなく、文字もアウトライン化せずに実行できます。あとから文字列やフォントを変更可能。かなり便利ですね。
以上、Ver2023での新機能「クロスと重なり」の使い方でした。
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