このページでは、愛犬の柴犬エメがかわいすぎて「愛玩動物飼養管理士」を取得したデザイナーが、ペット飼育に関する情報を発信しています。
- どうぶつ弁護団が発足、賛助会員募集も
- どうぶつ弁護団とは
- 2022年10月にシンポジウム
- どうぶつ弁護団にできること
- 一般の立場からの参加は賛助会員
- まとめ
どうぶつ弁護団が発足、賛助会員募集も
飼育放棄や多頭飼育崩壊…こうした動物虐待がメディアでたびたび報じられている昨今。これは動物愛護の意識の広まりと比例して、虐待問題の存在が広く認識され、かつ顕在化していることの現れとも言えます。
これら動物虐待事件へ法律的な対応や防止に取り組むため、弁護士・獣医師らがタッグを組んだNPO法人「どうぶつ弁護団」が昨年発足しました。
最近、賛助会員の募集が開始され、さっそく登録しました。
どうぶつ弁護団とは
理事長の細川敦史弁護士による、同団体のWEBサイトの代表あいさつを要約します。
動物は人に潤いや癒やしを与える存在であり、その生命をみだりに奪ったり危害を加えることは社会的に許されないこと。しかし、動物虐待はその性質上、認知や検挙が難しく、検挙されている事件も氷山の一角と推測されます。
また動物虐待は地域社会の環境悪化につながり、あるいは人に対する重大犯罪の予兆になるという指摘もあります。これらに対応・防止することは、地域社会の安全・安心実現する上でも必要な取り組みと言えます。
細川弁護士は、15年以上にわたり動物虐待事件に対応してきた経験があるとのことで、個人的な活動から法人へとステップアップ。弁護士・獣医師・学識者が連携し、法的・獣医学的知見に基づいた動物虐待防止・啓発活動を展開。人と動物の共生社会の実現を目的としてスタートしました。
2022年10月にシンポジウム
- 市民シンポジウム「動物虐待事件の実効的対応を考える」本編/兵庫県弁護士会(兵庫県弁護士会YouTubeチャンネル)
- 動物虐待に対応の専門家チーム発足 神戸でシンポジウム(NHK、2023.10.03)
どうぶつ弁護団ができること
- 動物の虐待(動物の殺傷、遺棄を含む)が発生した場合に、弁護士や獣医師と連携し、法人が主体となって告発等の手続を行い、適切に捜査・処分がなされるための活動を行う。
- 動物関係法令、制度に対し提言を行う。
- 動物の虐待を予防し、動物愛護への理解を深めるための普及啓発活動を行う。
※同団体のWEBサイトより引用
一般の立場からの参加は賛助会員
どうぶつ弁護団の活動に一般の立場から参加するルートは、賛助会員への登録です。寄付プラットフォーム「GOEN」を介して登録します。
まとめ
以上、どうぶつ弁護団についてのご紹介でした。さらなる詳細情報は公式WEBサイトをご覧ください。
かねてから動物愛護の活動には関わってみたいと思ってはいました。どうぶつ弁護団は直接的な保護活動ではありませんが、法の観点から動物愛護を実践するというユニークさと、法律という客観的指標に基づいた活動という点で、興味関心を持ちました。
団体はまだまだスタートしたばかり。その活動に今後も注目していきたいと思います。