【よしなしごと】LOUD PARK 25に参戦。脱“大御所依存”(?)で新しいフェスへの脱皮を感じさせるメタルの1日

LOUD PARK 25に参戦。脱“大御所依存”(?)で新しいフェスへの脱皮を感じさせるメタルの1日|スタジオ・ボウズ よしなしごと

2016年以来、久方ぶりにLOUD PARKに参戦した。

ジャンルは王道のヘビーメタルというよりメタルコア中心。出演もいわゆる御三家・四天王と呼ばれるような大御所・ベテランではなく、若手(と言っても20年選手だが)が目立った。

メロディック・デスメタルが一番好きな自分にとっては、いささか物足りなさはあったものの、ライナップが発表された後に慌てて予習したことや、出演バンドが少なめなこともあり、まんべんなく楽しめた1日だった。

LOUD PARK 25に参戦。脱“大御所依存”(?)で新しいフェスへの脱皮を感じさせるメタルの1日|スタジオ・ボウズ

メタルの総合フェスとして歴史のあるLOUD PARKだが、2017年を最後に毎年ではなく不定期開催となった。実際は、開催されるのかどうかもよくわからない霧中のフェスとなっていた。

プロモーターのクリエイティブマンは他に、NEX_FESTなどメタルコア系のフェスを開催しており、LOUD PARKはこのまま歴史的役割を終えるのか、そう捉える向きも少なくない。

集客の不振やブッキングの不調のほか、円安によるコスト高…背景にはメタル以外のさまざまな環境変化も指摘されていた。大御所でなければヘッドライナーでも帰ってしまうという古参勢の頑なさとかも原因に挙げられたりもした…。

あまり明るい話題がなかった中、がらっと変化した2025年のLOUD PARKだった。新しいフェスへの脱皮が図られた印象。

LOUD PARK 25に参戦。脱“大御所依存”(?)で新しいフェスへの脱皮を感じさせるメタルの1日|スタジオ・ボウズ

Parkway DriveとBULLET FOR MY VALENTINEのダブルヘッドライナー。出演が全部で11バンドと少ない中、日本人バンドが4バンドという構成。大御所・ビッグネームがヘッドライナーで、2日開催だったり最大で3ステージだったりした、かつての規模感とは明らかに異なる。豪華さより精鋭を凝縮させたというか。

ビッグネームから単独では来日しないであろう気鋭のバンドまで、観る・知ることができる場として、LOUD PARKは一気見祭りだった。かつては数年おきにSlayerがヘッドライナーを務めるような“大御所依存”感もあったが、もはやそれも商業的に難しいとことなのかもしれない。




そうであるならば今後、人気の日本人バンドが出ることも考えられるのかな。BABYMETALは人気すぎて難しそうやけど、ホルモンとかマンウィズとかぐらい。気付けば古参ファンとなっているため、なんだかんだ一番楽しかったのはKERRY KINGだったりするのだが、たまに大御所が出るのも期待したい。

LOUD PARK 25に参戦。脱“大御所依存”(?)で新しいフェスへの脱皮を感じさせるメタルの1日|スタジオ・ボウズ

メタルフェス=LOUD PARKのイメージを未だ抱えているため、次回がもしあるとすれは、おそらくチケットを手に取っているだろう。それが何年後になるか、まるでわからないが。

LOUD PARK 25に参戦。脱“大御所依存”(?)で新しいフェスへの脱皮を感じさせるメタルの1日|スタジオ・ボウズ

おっさんと呼ばれる年齢まで生きていると、バントの活動停止、メンバーの死、そしてフェスの栄枯盛衰を目の当たりにするようになった。LOUD PARKの毎年安定開催がもはや望めないことにも寂しさを感じる。

諸行無常を思いつつ、新しい風を吹かせるLOUD PARKの今後であってほしい。というか、始発の新幹線で出発し、半日ほぼ立ちっぱでいられる体力の維持が前提である。