目の疲れに悩む
フリーランス生活もそこそこ長くなり、生活の中で意識的にメンテしないとコンディションが維持できない、と感じることも増えてきました。
デスクワークでつき物の腰痛や肩こりを軽減するため、軽い筋トレやストレッチ、有酸素運動などを習慣化。「人生で最も運動習慣が身に付いているかも」という状態で、身体の面の不調はかなり解消している状態です。
一方で、どうにもならないのが目の疲れ。長時間モニタとにらめっこ。集中すると瞬きが減ることに加え、1時間に1回は遠くを見るというのもなかなか習慣化せず、いつも目が疲れている状態になっています。
これではいかんと、PCなど近くを見る際に目の疲れにくい眼鏡を買うことにしました。
- 金子眼鏡店で買う
- 価格は最終的に10万円超
- レンズがなるべく小さくなるフレーム「KANEKO VINTAGE」
- 丁寧なフィッティング
- ZEISSのオーダーメイドレンズ
- 歪み少なめ、視界がクリア
- ユーザーに合わせレンズを調整
- 歪み少なめ、視界がクリア
- まとめ
金子眼鏡店で買う
金子眼鏡店(かねこがんきょうてん)は、眼鏡の名産地・福井県鯖江市に拠点を置く老舗ブランド。ハンドメイドで製造され、高い技術とデザイン性で高級ブランドとしての人気を確立しています。
眼鏡に関して造詣もなくこだわりもない私は、ミーハー気質で金子眼鏡店で購入することを決定。
1万円以下で眼鏡が買える昨今で、金子眼鏡店は高級寄りです。それだけに商品の品質はもちろんのこと、購入前後のアフターフォローなども充実している印象でした。そうした購入の顛末をまとめました。
価格は最終的に10万円超
最も気になる価格ですが、フレームとレンズを合わせて10万円を超えました。強度近視に加え乱視ありなどグダグダな状態のため、それらを補正するレンズ価格がかさんだかたちです。ざっくりとは下記。フレームよりレンズ代が高くなりました。
- フレーム(KANEKO VINTAGE KV-119) 約40,000円
- レンズ 約60,000円
レンズがなるべく小さくなるフレーム「KANEKO VINTAGE」
スタッフには目が疲れにくいことを要望として伝えると、レンズがなるべく小さくなるフレームが良いとのこと。レンズが大きくなると、それだけ視界の歪みやピントのズレが大きくなり、それが目の疲れにつながるという理由からでした。
結果、KANEKO VINTAGEというシリーズのモデル「KV-119」を選びました。かなり小さめのサイズで、全体的にレトロな雰囲気のデザインです。
丁寧なフィッティング
手に取るとすぐわかることですが、とにかく軽く、しなやか。
スタッフによるフィッティングもかなり丁寧で、神経質と思えるほど。かけていて疲れたり痛くなったりしないよう、かなり細かい微調整が繰り返されました。
ZEISSのオーダーメイドレンズ
強度近視に乱視という私にとっては、レンズの方がむしろ本丸だったかもしれません。目が疲れにくいということを優先して、オーダーメイドのZEISS製レンズを選択しました。
既成のレンズは最低で2万円ほどでしたが、オーダーメイドによりフレームより高い6万円となりました。
ユーザーに合わせレンズを調整
PCなど近くを見るためというオーダーだったため、80cm先までくっきり見えるぐらいの度数。オーダーメイドの特長は、完全に素人解釈ですが、
- 内面非球面、極薄型、屈折率:1.74
- 正面を向いた状態で、レンズのどの位置に黒目が来るか測定
- レンズの真ん中と端で歪みやピントのズレが発生しないよう、厚みを調整
歪み少なめ、視界がクリア
私のような強度近視の場合、矯正しようとするとレンズが厚くなり、その分視界の歪みが大きくなります。安価に眼鏡をつくると、たいていレンズがフレームの厚みから思っきり飛び出しています。
しかしこのレンズはかなり薄く収められ、細身のフレームから大きく飛び出すこともありません。また視線を移動しても見え方が均質です。目の疲れの軽減につながりそうです。
まとめ~それでも遠くを見よう
以上、金子眼鏡店での眼鏡購入の顛末でした。
「老眼も来てる」という話をすると、視力検査の際に遠近両用レンズも試着させてもらえました。視界がクリアで、遠くと近くを交互に見ても同じ見え方。今後は遠近両用の購入を検討した方がいいと感じました。
一方、いい眼鏡を買ったからと言って目のケアを怠っていいことにはならないのが私の場合。
トレーニングで視力回復ができない強度近視である以上、目の健康のために、モニタをガン見しつづける習慣を改善する必要がありそうです。